ホームページが公開直後に検索できない理由
ホームページが公開直後に検索できない理由:目次
ホームページの初期費用を抑え運営注力
ホームページ・スタートアップ は初期費用を抑えてホームページ運営に注力したい方向けホームページ入門パッケージです。ホームページ運営の方法がよくわからない、一緒に戦略を考えてくれるブレーンがいないなどお悩みのホームページ担当者にもおすすめのサービスです。
ホームページが検索できない時のチェックポイント
ホームページが検索できない時の確認
ホームページを検索してアクセスしてもらうことは、WEB戦略の基本中の基本です。ホームぺージ制作する際は必ず考慮する部分ですが、万が一ホームページが検索できない時、確認しておきたいことがあります。
まずは「検索エンジンに登録されていない」のか?「検索キーワードに競合ホームページが多い」のか?問題を切り分けて考えてみましょう。
検索エンジンに認識される期間
ホームページが検索エンジンに認識されるまでには、ある程度の期間が必要で、その間『ホームページが検索できない』と心配される方も多いです。検索結果に反映されるまでは、数日~数ヶ月かかると言われています。
ホームページリニューアル時の調査
また、ホームページをリニューアルして公開直後にGoogleの検索結果が下がるケースが稀にあります。そのような場合の調査方法は『ホームぺージリニューアル後の順位変動と調査方法』で紹介しています。
検索エンジンに認識させる方法
ホームページを公開した当事者としては、出来る限り早く検索エンジンに認識して欲しいものです。検索エンジンに認識してもらう為の代表的な2つの方法をご紹介いたします。
同じテーマのホームページからの被リンク
既に検索エンジンに認識されている同じテーマの外部のホームページからリンクを貼ってもらうと、その外部リンクを辿ってGoogleにあなたのホームページを見つけてもらえます。注意したいのは、関係性の高いテーマのホームページからの被リンクは、Googleからの評価にも良い影響があります。
逆に、関連性の低いテーマや、評価の低いホームページからの被リンクは、あなたのホームページの検索結果に良い影響はありません。万が一評価の低い外部ホームページや悪質な外部ホームページからリンクされてしまった場合は、そのリンクを否認しましょう。否認方法はSearch Consoleヘルプ『バックリンクを否認する』で紹介されています。
外部のホームページからリンクを貼ってもらうことについては『外部サイトからの被リンクで評価』でも紹介しています。
Google Search Console (ウェブマスターツール)への登録
Google Search Console (ウェブマスターツール)は、Google が提供するホームページ管理者向けのツールで、あなたのホームページが Google にどのような認識をされているか教えてくれます。Google Search Console (ウェブマスターツール)でGoogleに、sitemap.xmlを認識させることで、Google があなたのホームページを巡回するようになります。
sitemap.xml の登録については、『Google Search Console (ウェブマスターツール)への登録』で詳しくご説明します。
検索キーワードに競合ホームページが多い
検索キーワードに競合ホームページが多ければ、検索結果が思うような順位で表示されない場合もあります。ホームページ公開前に上位表示させるためのキーワードを何にするか?WEB戦略を練りましょう。
キーワードプランナーの利用
キーワードプランナーを利用すれば、狙ったキーワードの大凡の月間検索ボリュームや競合密度の高さなどを知ることが出来ます。是非、ホームページ制作時のキーワード選定にキーワードプランナーを活用してみてください。
また、キーワードプランナーは Google に広告を出稿する際に利用するサービスで、キーワードプランナー利用の際はGoogle広告のアカウントが必要となります。
キーワードプランナーについてはこちらもご覧ください。
検索エンジンの仕組と利用率
検索エンジンとクローラー
検索エンジンとは一般的に GoogleやYahoo! などに搭載されている、検索システムのことを指します。GoogleやYahoo!の検索システムのクローラーとよばれるロボットが、インターネットの世界から検索ワードに対応した情報を見つけてきてくれます。
代表的な検索エンジンと対策
日本で使われている代表的な検索エンジンは「Google」「Yahoo!」「Bing」です。2011年からYahoo!はGoogleと同じ検索エンジンを実装していますので、実質は「Google」と「Bing」に気をつけていれば、国内の検索エンジン対策としては問題ありません。
検索エンジン対策でアクセス解析は必須ですが、『アクセス解析 (Google アナリティクス) でホームページ改善』でも詳しく紹介しています。
検索エンジン利用率
世界の検索エンジンのシェアは圧倒的 Google です。Google がトップでは無い国は中国とロシアだけです。日本に関してはPCでは90%以上、スマートフォンでの検索に至っては99%以上の利用率です。
主要40カ国の検索エンジンシェア調査。Googleがシェアトップでないのは中国・ロシアのみ【アウンコンサルティング調べ】
調査には多角的な観点が必要ですが、検索に関しては Google が、かなり多くのシェアを持っていることはこのデータからだけでも理解できます。
Google Search Console (ウェブマスターツール)への登録
Googleにホームページ公開を知らせる方法
公開されたホームページは被リンク(他のサイトからのリンク)を受けたり、様々な要因でYahooやGoogleが巡回してきます。まずは、Googleにインデックス(認識)されるようGoogle Search Console (ウェブマスターツール)にアクセスしてあなたのホームページが公開されたことをGoogleに教えてあげましょう。
Search Console (ウェブマスターツール)の活用
Search Console (ウェブマスターツール)を活用して、Googleと相性のいいホームページを作りましょう。Search Console (ウェブマスターツール)では、Googleからのホームページ改善の提案のメッセージが受け取れたり、クロールエラーが起こっているかどうか?を教えてくれます。また、どのようなキーワードであなたのホームページへユーザーが訪れているか?を知ることもSearch Console (ウェブマスターツール)で出来ます。
検索エンジンにホームぺージの構成を伝える sitemap.xml
sitemap.xml の役割
sitemap.xmlには検索エンジンのクローラーに向けてホームぺージの構成を正確に伝え、正しく評価してもらう役割があります。sitemap.xmlを設置することにより、規模の大きなホームぺージや、複雑なリンク階層構造を持つホームぺージのクローラーがクロールしきれないページを補助しインデックス(認識)対象にします。
ホームページが検索できないケースや、検索対象にならないページがかなり減ります。
SEO(検索エンジン対策)でも必須のsitemap.xml
SEO(検索エンジン対策)の内部施策でも、sitemap.xml設置は必ず実施しておきたい施策のひとつです。sitemap.xmlの設置場所は一番上の階層、トップページのファイルと同じ場所が一般的です。
以下にxmlの中身の記述を紹介します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://www.k2-interactive.co.jp/hpplace/seo_ans1.php</loc>
<lastmod>2018-11-27</lastmod>
<changefreq>weekly</changefreq>
<priority>0.5</priority>
</url>
<url>
<loc>https://www.k2-interactive.co.jp/hpplace/seo_ans2.php</loc>
<lastmod>2018-11-27</lastmod>
<changefreq>weekly</changefreq>
<priority>0.5</priority>
</url>
</urlset>
このページを含め2ページ分のsitemap.xmlサンプルを上記に記述しました。それぞれ、タグの中身を見て行きましょう。
<url>
・・・・対象ページのデータ・・・・
</url>
検索対象ページのリクエストをURLタグの中身に書き込みます。通常 loc / lastmod / changefreq / priority がセットになります。
<loc>https://www.k2-interactive.co.jp/hpplace/seo_ans2.php</loc>
loc は検索対象ページのURLを記述します。
<lastmod>2018-11-27</lastmod>
lastmod は最後に更新した日付をYYYY-MM-DD の形式で記述します。
<changefreq>weekly</changefreq>
changefreq はクローラーの巡回頻度を指定します。
<priority>0.5</priority>
priority はページの優先度が0.0~1.0の間で設定できます。
是非、このページを参考に sitemap.xml を作ってサーバーにアップしてみてください。
サーバーにアップした sitemap.xml はSearch Console (ウェブマスターツール)から認識出来るように設定できます。こちらの詳細はまた改めて別の機会にご紹介いたします。
Yahoo!への対策はしなくていいの?
Yahoo!の検索エンジンはGoogleと同じアルゴリズムを採用しています。これは2010年7月にGoogleから正式に発表がありました。
詳しくは『Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために』をご覧ください。
え!?ちょっとまって。うちのホームページは Google とYahoo!で検索結果が違うよ!!そんな方もいらっしゃるかもしれません。その原因はYahoo!の独自ルールにあります。
この辺りが違いとして出て来る代表的な例です。Yahoo!独自の機能に関してはまた別途対策を練る必要があります。
ホームページが公開直後に検索できない理由のまとめ
ホームページが公開直後に検索できない理由 いかがでしたか? ホームページを公開しただけでは大きな海の中でポツンと漂流している小さな船と同じで、誰にも見つけてもらうことは出来ません。まずGoogle Search Console (ウェブマスターツール)でGoogleにホームページ公開を知らせ、あなたのホームページを早い段階で検索エンジンにインデックス(認識)させるようにしましょう。
SEOなど検索エンジン対策に関しては、『検索エンジンフレンドリーで安定したホームページ運営』もあわせてご覧ください。
ケイツー・インタラクティブでは、ご紹介した Google Search Console への登録を含めた、初期費用を抑えて運営に注力するためのサービスホームページ・スタートアップがございます。こちらも是非ご覧ください。
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