サテライトサイトとは直訳するなら、『衛星ホームページ』でしょうか？あなたの持っているホームページの周りに展開する衛星のようなホームページのことをサテライトサイトと言います。

サテライトサイトのSEO効果

例えは、お肉屋さんのホームページがあったとします。そのお肉屋さんでは鶏肉、豚肉からラム肉まで様々な肉を産地直送で仕入れているとします。この場合、豚肉専門店のホームページにこのお肉屋さんが豚肉のキーワードで勝つことが難しです。そこで、豚肉専門のホームページをサテライトサイトとして作り、コンテンツに生産者インタビューやブログを付けて豚肉に専門性を持たホームページに作り上げます。

このようにすればサテライトサイトは豚肉専門店より上位表示されるかもしれません。さらに本体のお肉屋さんのホームページもお肉全体として評価が底上げされます。他にも『鶏肉専門ホームページ』『ラム肉専門ホームページ』とサテライトを増やしていけば相乗効果が高まります。
※2017年4月26日追記。

このように、中心となるホームページとは別の近しいテーマを持った情報をサテライトサイトに掲載し、被リンク増と潜在的なお客様のアクセス獲得を狙います。気をつけなければいけないことは、ホームページへの被リンクの量ではなく、ホームページとサテライトサイトの質と関係性であるということです。『外部サイトからの被リンクで評価』でもこのことにふれています。

『価値あるホームページは多くのホームページから被リンク（引用）される。また被リンクの多いホームページからリンクされるホームページは価値あるホームページである。』このようなGoogleの基本的な考え方が検索アルゴリズムの基になっています。

GoogleのPageRank終了とこれからの検索エンジン（SEO）対策

これまでPageRankの結果にも上記の内容が影響されてきました。Googleは一カ月に一度程度、ホームページのインデックスを更新し、その都度PageRankを更新しツールバーに反映していました。今はほぼリアルタイムでインデックスを更新するのでツールバーに記録する必要がなくなったのだと考えられます。（※PageRankの最新更新は2013年12月）

オーソリティー（専門性）とGoogleの評価

オーソリティー（専門性）の高いホームページをGoogleが評価する傾向はますます高くなってきています。このことから例えツールバーにPageRankが表示されなくなっても、専門性の髙いホームページを用意すること、専門性の髙いホームページからリンクをもらうことはとても重要です。『コンテンツ最適化でホームぺージ活性化』でも、サイトオーソリティーについて解説しています。

検索エンジン（SEO）対策におけるサテライトサイトの効果

専門性の高いホームページがGoogleの高評価の対象になってきたことからも、サテライトサイトを作り、目的のホームぺージへリンクを設置することは効果があると考えていいでしょう。

しかしながら目的のホームページを、検索エンジンから高い評価を得たいために、適当なサテライトサイトを沢山作り、そこからリンクを沢山設置するような施策にしたら、たちまちペナルティーの対象になってしまいます。サテライトサイトに構築に関しても、きちんと有意義なホームページにしなければなりません。